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国語 指導方針

成果が出るまで時間がかかる科目。早期から継続することが重要。 一夜漬けが効かない代わりに、安定すれば大きな得点源になる。 鍵は「①語彙・漢字の積み上げ ②読解の型 ③記述の練習」。

学習分野と方針

1. 漢字・語彙(毎日・最優先のルーティン)

  • 漢字の読み書き(小学校配当漢字+受験頻出)
  • 熟語、同音・同訓異字、対義語・類義語
  • ことわざ・慣用句・四字熟語
  • 方針:毎日10分。新出を少しずつ、既習を繰り返す。語彙力は読解の土台。

2. 説明文・論説文の読解

  • 段落の役割、接続語、指示語
  • 筆者の主張と根拠を読み取る
  • 要旨・要約
  • 方針:「筆者が一番言いたいことは何か」を常に意識。接続語(しかし・つまり・例えば)に印をつけて論の流れを追う。

3. 物語文・随筆の読解

  • 場面・登場人物・心情の変化
  • 心情を表す表現、情景描写の役割
  • 主題の読み取り
  • 方針:心情は「本文中の根拠」から読む。自分の感想で答えさせない。気持ちの変化を場面ごとに追う。

4. 記述問題

  • 字数制限への対応、設問の条件を満たす
  • 本文の言葉を使ってまとめる
  • 「なぜ」「どういうこと」への答え方
  • 方針:小6前半から量を増やす。まず型(文末・要素)を教え、本文から根拠を抜き出して構成させる。書いたら必ず添削する。

5. 詩・短歌・俳句

  • 表現技法(比喩・倒置・体言止め・擬人法)
  • 季語、リズム
  • 方針:頻出技法を知識として押さえる。

6. 文法・知識

  • 品詞、主語・述語・修飾語
  • 敬語、文の組み立て
  • 方針:読解の合間に少しずつ。配点は大きくないが取りこぼさない。

指導のポイント

  • 読書習慣を育てる:読むスピードと語彙は読書量に比例する。本人の興味に合う本から。
  • 答えは必ず本文にある:「なんとなく」で選ばせない。選択肢問題も本文に根拠を求める。
  • 設問条件を守る:「○字以内」「本文の言葉を使って」などの条件を満たすだけで点が変わる。
  • 音読も有効:読み飛ばし・読み間違いの多い子には音読が効く。
  • 記述は添削とセット:書きっぱなしにしない。直したものをもう一度書かせる。

つまずきやすいポイント(要注意)

  • 心情を自分の想像で答える → 本文の根拠を探す訓練
  • 選択肢を「なんとなく」で選ぶ → 各選択肢の誤りの根拠を本文で確認
  • 記述で設問に答えていない(聞かれたこととずれる)
  • 指示語「それ・この」が何を指すか追えていない