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理科 指導方針

暗記科目と思われがちだが、「仕組みの理解」と「計算問題」で差がつく。 小5で全分野を一巡し、小6で計算問題を得点源にする。 鍵は「①暗記に頼らず理由を理解 ②計算問題の習熟 ③実験・観察への関心」。

分野一覧と方針

1. 物理(計算で差がつく)

  • 力:てこ、滑車、輪軸、ばね、浮力
  • 電気:豆電球、回路、電流と発熱、磁石
  • 光・音:反射・屈折、音の伝わり方
  • 方針:てこ・電気は典型的な計算問題が頻出。原理を理解した上で計算演習を積む。最も得点源にしやすい。

2. 化学

  • 水溶液の性質(酸性・中性・アルカリ性、指示薬)
  • 気体の発生と性質(酸素・二酸化炭素・水素・アンモニア)
  • 燃焼、ものの溶け方(溶解度)、濃度
  • 状態変化
  • 方針:溶解度・濃度・気体の体積は計算問題になる。表やグラフを読む練習を。

3. 生物

  • 植物:発芽・成長・光合成・蒸散、花のつくり
  • 動物・昆虫:分類、成長、食物連鎖
  • 人体:消化・呼吸・血液循環・骨と筋肉
  • 方針:暗記中心だが、「なぜそうなるか」を関連づけて覚える。図を使う。

4. 地学

  • 天体:太陽・月の動き、星座、月の満ち欠け
  • 気象:天気の変化、雲、前線、湿度
  • 地層・岩石、流水のはたらき、火山・地震
  • 方針:天体は空間把握が難しい。図やモデルで動きを理解する。

指導のポイント

  • 「なぜ」を大切に:丸暗記は応用が利かない。仕組みで理解すれば忘れにくく、初見問題にも対応できる。
  • 計算問題を後回しにしない:てこ・電気・濃度・気体の体積などは得点源。算数の割合・比の力が活きる。
  • 図・グラフを読む練習:実験データのグラフ・表を読み取る問題が増えている。
  • 身近な現象と結びつける:天気・料理・植物など日常と関連づけると定着する。
  • 時事的な話題にも触れる:自然・科学のニュース(天体現象、気象など)に関心を向ける。

つまずきやすいポイント(要注意)

  • てこ・滑車の力の計算(支点・力点・作用点の整理)
  • 月の満ち欠けと見える方角・時刻(図でイメージ)
  • 水溶液の溶解度・再結晶の計算
  • 気体の発生量の比例計算(過不足の判断)
  • 暗記だけで済ませて初見の考察問題に対応できない